こころ、唄う。

携帯電話

携帯は言いたいことを
すぐ伝えられるけど


あたしをどんどん
ダメにしていく
そんな気がする


声にして伝えたい
大切な想いを
恥ずかしくなって
すぐ頼ってしまうの


文字すること
こんなにも容易くて
あなたの元へ
すぐ届けられる


だけど、いつまでも
あたしは頼ってばかり
いられない


あなたはいつだって
あたしに声にして
愛を与えてくれるのに


あたしは携帯越しばかり


あなたが愛を
声にしてくれる


あたしもあなたに
声にして伝えたい


なのに..恥ずかしがりな
あたしは便利な機械に逃げて


また大切な想いを
親指に預けてしまうの
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