Twinkleな彼は、【完】












「どうぞどうぞ!」


さっそく私の部屋に芽吹先輩を案内する


人を呼ぶ予定じゃなかったからちょっと散らかってるから少し恥ずかしい


「女の子らしい部屋だね」


にこっと笑う芽吹先輩


やっぱりチャラい芽吹先輩は色んな女の子の部屋を知ってるんだろうな


「あった!」


部屋に入ってすぐそこにあるローテーブルの上には私が朝かばんに入れ忘れたレジュメと教科書


「さっそくお願いします!」


意気揚々とローテーブルに座り、芽吹先輩と並んで座る



「ん、じゃあやろうか!」



「あ!その前に飲み物持って来ますね!」


危ない危ない、こんなところまで来てもらったのにお茶も出さないなんて


私相当切羽詰まってるな…


「お待たせしました〜」


オレンジジュースが入ったグラスが二つと、リビングにあったお菓子をテキトーに拝借してお盆に乗せてゆらゆらと部屋に入る私

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