Twinkleな彼は、【完】


「そうだ。この後みんなでご飯行くんだけど来ない?」


風さんが優しく微笑みかけてくれる。



「俺の兄ちゃんの店!事務所のすぐそこだからみんなでよく行くんだ!」


葉さんのきらきらした可愛い笑顔が私に向けられる。


か、可愛い…


そういえばそんな話、樹から聞いたことあるような


「いい?」


ちらっと椅子に座り黙って話を聞いている樹を見上げる。


不機嫌な目と視線が合った。



「はあ…勝手にすれば」


ため息混じりのだけど、気にしない!


だってSoleみんないい人なんだもん!もっとお話ししたい!



そうと決まればすぐ、事務所を出て、本当に歩いて5分ほどの距離にある半地下の大人っぽいお店。



「いらっしゃい。」


出て来たのは葉さんにそっくりなコック姿のお兄さん。



葉さんの可愛さをワイルドにしたようなハンサムダンディー



みんなで頻繁に来ているみたいで、お兄さんにも、メンバーも慣れている様子。

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