Twinkleな彼は、【完】
本当に普段から仲良いんだなぁ
「あれ、この子は?」
驚いたように私を見つめる。
「樹の幼馴染!」
「初めまして。水野はなと申します!」
「樹の幼馴染か〜!…はーん」
そう言って、何やら不敵な笑みを浮かべて樹のことを見つめてるお兄さん。
「なっ、なんすか…」
「別に〜?」
顔を真っ赤にする樹を不思議に思いながら席に座る。
続々と運ばれてくる美味しそうな料理達に舌つづみする。
ピザとか、パスタとかいい香り〜!
「いただきます!」
口に入れると口いっぱいに広がるトマトの甘み。
「んー!美味しい!」
貸切のお店で大きな声で叫んでしまう。
「めっちゃうまそうに食うね〜」
そんなこという大地さんだって、口いっぱいに頬張ってる。
豪快に食べるんだね
「二人ともクランクインはもうすぐ?」
「もうちょっと先かな」
渚さんの質問に、そう答える樹。
クランクイン…?