Twinkleな彼は、【完】
普通のカップルではいられない。
もちろんこれから我慢することだってたくさんあるかもしれないけど、でも樹の側にいれるならそれでいい。
それがいい!
「もう十分、幸せだよっ」
今私は、樹のたった1人の彼女で、今目の前にいる樹が私のことだけを見てるって考えたら、
もう幸せでドキドキだよ
そこにいるだけで、幸せと安心を与えてくれる
「っ、はぁ、」
大きなため息をついて、俯いた樹
また照れてる
「樹、大好きっ!」
そう伝えると、熱を持った目でこちらを見て
「…もう限界」
もう止められない速さで、近づいてきて、
あっけなくキスされる
「っ、」
あんなに焦らしてたのに、一瞬で合わさった唇
「俺に勝てると思うなよ」
そういって、笑う樹に勝てないと心から思った。