人生模様

悪魔の心

ふてぶてしい態度で学校に行った…。


もうかなり話しもしてない幼なじみの、夏子が、むっとした表情で近ずいてきると…。


「舞!あんた家出してたんでしょ!私、関係ないのにあんたの親から電話で色々聞かれたんだけど!」


「だからなに?あんたこそうざいんだよね!もう、きやすく話しかけないで!」

完全に八つ当たりだった…あんなに仲良かった友達にさえ、悪魔の心になってた

ちょっと驚きながら…何も言わず、夏子は去って行った…。


うざいんだよ!この時は、それしかなかった。


教室に入ると、今度は聖子とみさが来た…。


「舞〜!元気そうでよかった…」


「ごめんね。それよりさ、聖子!純花って女知ってるよね?」


「知ってるけど…どうかしたの?」


「色々あってね…。呼びたしてくれない?」


「え?ほんと、どうかしたの?舞らしくないよ…」


「そう?いつもの舞だよ!聖子は舞の見方だよね?」

「もちろんそうだよ…」


「じゃ、呼びたして!中学の同級生なら、連絡先知ってるよね?」


聖子は全てを、さっちした様子で…


「分かった…。連絡しとく…」と言って、無言になった…。


みさは、あきれた表情で何も言わず私を見てた…。


誰も信用しない!もう私は弱くない!私を傷付けるものには、復讐してやる!


そんな、恐ろしい心が、むきだしになってた…
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