人生模様

弱さ

達也への思い出に、すがる日々を過ごしてた…。


そんなある日、なおから衝撃的な事を告げられた…


「舞!あのさ、舞は達也の事、もういいんだよね?」

「達也?もういいけど…なんで?」


「中学の時に遊んだ事あるって言ってたでしょ!また偶然、再会して!付き合ったんだよね〜」


「付き合ったの…」


「まぁ!舞から色々、聞いてるし、迷ったんだけど!何か気が合う感じでさ」


「そうなんだ…。」


「ショックなの?」


「全然!驚いただけだよ!舞は終わった事だから」


「そうだよね!良かった」

何にも気にする事なく、なおは、あっけらかんとしていた…


笑顔ではいたけど…。かなり辛かった…


ねぇ!達也。本気なの?


舞…。辛いよ。嫌だよ。


会いたいよ…。


心は、そう叫んでた!


また、弱い心が、顔をのぞかせてた…。
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