人生模様

過去

真君と付き合う様になって3ヶ月が過ぎようとしてた


真君は、真面目に仕事をして、ちゃんと自分の人生設計が出来ている。


そんな、真君の事を、親も友達も「いい人」と口を揃えて言った。


ちょっと、優越感を味わってた…。


そんな、ある日、学校へ向かって歩いてると、どこかで私を呼ぶ声がした…。


えっと思い辺りを見渡すと


達也が立っていた…。


「どうしたの!びっくりした。」


「舞に会いたくてさ…」


「なに言ってるの!しっかりしなよ」


「何か、舞、変わったな…強くなった。男でも、できた?」


返事に困ってる自分がいた

「やっぱ、男いるんだ」


「いるよ…。」


「どこの奴?なにしてる奴?」


「もう、関係ないでしょ」

吐き捨てる様に言った…
今までの私からは想像もつかない事だった。


「関係なくね〜よ!舞は俺の物だから」


「バカじゃないの!」


「舞!浮気なんて許さないよ」


「達也とは終わったんだよ。これ以上、振り回さないで!」


達也は、にやっと笑い、鋭い目つきで私をにらんだ


何だか恐くなり、逃げる様に、その場から立ち去った

達也は過去の事!と自分に言い聞かせた…。
< 42 / 46 >

この作品をシェア

pagetop