4K幼馴染は溺愛がすぎる
しかし、そんな抵抗は虚しく顔を夕の手で優しく包まれる。
「可愛い」
おでこを鈴音の頭にくっつけてそう言う夕に思わず涙も引っ込む。
「う〜〜。嘘つくな〜〜!こんなぐしゃぐしゃな顔〜〜〜みるな!!」
「嫌だよ。俺の事思って泣いてくれてるんでしょ?それにすずはいつも可愛いよ。」
そう言ってチュッと鈴音にキスをする。
一気に顔が熱くなるのが自分でも分かる。
「顔真っ赤」
クスクスと笑いながらもう一度キスをしてくる夕に
「もう!なんか夕は甘すぎる!さっきから!」
ポカポカと夕を叩きながら怒ると
「だってもう我慢しなくていいんでしょ?彼氏なんだし」
嬉しそうな顔をして鈴音の顔を覗き込んでくると、次は鈴音から!と言わんばかりに目を瞑ってキスを待っている。
「〜〜〜〜っ////」
いつまでも待っている夕に負け、チュッと触れるだけのキスをして、離れようとするとガシッと頭を抑えられてそれを阻止される。
「ん〜〜〜////」
深くなる訳でもなく、ただただ触れ続ける唇。
耐えられなくて、悶えているとやっと離れ、次はギュッと抱きしめられる。
「はぁ〜〜。俺、幸せすぎる。」
鈴音の肩に頭を埋めてグリグリとしながら夕が言う。
自分なんかが彼女になっただけで、こんなにも喜んでくれる事が嬉しくて、鈴音も夕の背中に手を回し、
「私も⋯」
と回した手に力を込める。
「も〜可愛すぎ」
ギューーーっと更に力を込めて鈴音を抱きしめ、ひょいっと鈴音を持ち上げると
「ずっと脱衣場なのも笑えるしそろそろ向こう行こっか」
と鈴音に微笑みかける。
抱っこされている状態でお互いの顔はしっかり見える為、夕はずっとニコニコしながら鈴音を運んでいる。
それがなんとも恥ずかしくて、ギュッと夕にしがみつくも、それは夕を更に喜ばせるだけだったようで
「どうしたの?落としたりしないよ?」
「分かってるよ!!!」
「可愛いな〜」
と嬉しそうな声を出しながら鈴音を大事そうに運ぶ。
ソファーまでの距離がすぐそこなはずなのに、長く感じた。
鈴音を下ろすと、夕はココアを持ってきてくれて
「はい、熱いから気をつけてね。」
と鈴音にマグカップを渡す。
「ん、ありがと」
甘くて、温かいココアが鈴音の心を落ち着かせる。
ふと隣を見ると、夕はずっと鈴音を見ていたようで目が合い優しく微笑む。
「そんなに見ないでよ」
「え〜ダメなの?」
「ダメ」
「なんで?」
「なんか恥ずかしいから」
しかし、夕は止める気は無いようでニコニコしながら鈴音の事をずっと見ているので諦めてココアを飲む事にした。
「ココア俺にも頂戴」
はい、とコップを渡そうとすると夕はニヤッと笑って鈴音にキスをしてペロッと舐める。
「ん、甘いね」
//////////
(こんなベタベタな展開/////)
鈴音が恥ずかしくて身悶えしていると
「やっと両想いになれたんだからこれくらい許して」
と夕がイタズラっ子のような可愛い笑顔で言ってくるものだから、もうなんでもいいや、と思ってしまう。
「可愛い」
おでこを鈴音の頭にくっつけてそう言う夕に思わず涙も引っ込む。
「う〜〜。嘘つくな〜〜!こんなぐしゃぐしゃな顔〜〜〜みるな!!」
「嫌だよ。俺の事思って泣いてくれてるんでしょ?それにすずはいつも可愛いよ。」
そう言ってチュッと鈴音にキスをする。
一気に顔が熱くなるのが自分でも分かる。
「顔真っ赤」
クスクスと笑いながらもう一度キスをしてくる夕に
「もう!なんか夕は甘すぎる!さっきから!」
ポカポカと夕を叩きながら怒ると
「だってもう我慢しなくていいんでしょ?彼氏なんだし」
嬉しそうな顔をして鈴音の顔を覗き込んでくると、次は鈴音から!と言わんばかりに目を瞑ってキスを待っている。
「〜〜〜〜っ////」
いつまでも待っている夕に負け、チュッと触れるだけのキスをして、離れようとするとガシッと頭を抑えられてそれを阻止される。
「ん〜〜〜////」
深くなる訳でもなく、ただただ触れ続ける唇。
耐えられなくて、悶えているとやっと離れ、次はギュッと抱きしめられる。
「はぁ〜〜。俺、幸せすぎる。」
鈴音の肩に頭を埋めてグリグリとしながら夕が言う。
自分なんかが彼女になっただけで、こんなにも喜んでくれる事が嬉しくて、鈴音も夕の背中に手を回し、
「私も⋯」
と回した手に力を込める。
「も〜可愛すぎ」
ギューーーっと更に力を込めて鈴音を抱きしめ、ひょいっと鈴音を持ち上げると
「ずっと脱衣場なのも笑えるしそろそろ向こう行こっか」
と鈴音に微笑みかける。
抱っこされている状態でお互いの顔はしっかり見える為、夕はずっとニコニコしながら鈴音を運んでいる。
それがなんとも恥ずかしくて、ギュッと夕にしがみつくも、それは夕を更に喜ばせるだけだったようで
「どうしたの?落としたりしないよ?」
「分かってるよ!!!」
「可愛いな〜」
と嬉しそうな声を出しながら鈴音を大事そうに運ぶ。
ソファーまでの距離がすぐそこなはずなのに、長く感じた。
鈴音を下ろすと、夕はココアを持ってきてくれて
「はい、熱いから気をつけてね。」
と鈴音にマグカップを渡す。
「ん、ありがと」
甘くて、温かいココアが鈴音の心を落ち着かせる。
ふと隣を見ると、夕はずっと鈴音を見ていたようで目が合い優しく微笑む。
「そんなに見ないでよ」
「え〜ダメなの?」
「ダメ」
「なんで?」
「なんか恥ずかしいから」
しかし、夕は止める気は無いようでニコニコしながら鈴音の事をずっと見ているので諦めてココアを飲む事にした。
「ココア俺にも頂戴」
はい、とコップを渡そうとすると夕はニヤッと笑って鈴音にキスをしてペロッと舐める。
「ん、甘いね」
//////////
(こんなベタベタな展開/////)
鈴音が恥ずかしくて身悶えしていると
「やっと両想いになれたんだからこれくらい許して」
と夕がイタズラっ子のような可愛い笑顔で言ってくるものだから、もうなんでもいいや、と思ってしまう。