4K幼馴染は溺愛がすぎる
「すずも住まない?」
夕の突然の提案に鈴音は頭が追いつかず何も言えずにいた。
そんな鈴音を見た夕は、鈴音が渋っていると受け取ったようで
「やっぱりまだ早いか。まぁ、一緒に住まないにしても、あった方が「住む!!!」
夕が残念そうな顔をしながら言うのを遮るようにして答える。
「一緒に住みたい!!」
「いいの?無理しなくても、、」
「無理なんかしてない!!一緒に住んだら毎日会えるし、仕事も頑張れる!!」
ふん!と鼻息を荒立てながら前のめりに答える鈴音に、夕は嬉しそうな笑顔を向ける。
「そっか、嬉しい」
そう言って鈴音をギューッと抱きしめる。
「一緒に住んで、ゆっくり俺に慣れていってね。」
今日の事を気にしていた鈴音を気遣う言葉とは裏腹に耳元で色気を漂わせた声を出す夕に、カァっと顔を染める鈴音。
しかし夕の言葉で、焦らなくても良いのだと心が軽くなりもした。
「ふふ、ありがとう」
ニコッと笑う鈴音に、夕もん、と満足したように鈴音の頭を撫でる。
「じゃあ、今度また家具とか見に行こうね。」
「楽しみだな〜!!契約切れるのが2ヶ月後だから秋には同棲だね!!良かった〜!まだ契約更新してなくて!!」
「俺は来月には家に入るから、先に入って整えとくよ。」
「私も準備は手伝うからね!!!」
「んー、でもその前にすずのお母さんに挨拶させて?」
「えっ?!」
またもや、夕からの突然のお願いに鈴音は驚く。
「当然でしょ。特にすずのお母さんはすずが男と同居なんて知ったら心配だろうし。そこはちゃんとさせて?」
どこまでも、鈴音や鈴音の家族に気を使ってくれる夕に目が熱くなる。
鈴音の家庭環境からして母親は夕の言った通り過剰な程に心配するだろう。
そう思った鈴音は、夕の提案を有難く受けることにした。
「ありがとう。お母さんに伝えとく。じゃあ私も夕のご両親に挨拶させてね?」
そう言うと、夕はふわりと笑って
「きっと母さん達も喜ぶよ」
と、鈴音に軽くキスをした。
「じゃあ、そろそろお風呂入って寝よっか」
すっかり酔いも覚めた2人は、順番にお風呂に入りいつものように当たり前に同じベッドに入る。
「ベッドも大きいのに変えなきゃね」
鈴音を抱きしめた状態で、夕が思いついた様に言う。
寝室を別にする、という考えは鈴音にもなかったものの改めて言葉にされると少し照れる。
「そ、そうだね」
夕の背中をキュッと握りしめて照れながら答える鈴音に、クスクスと笑いながら
「シングルベッドだとずっとすずとくっついてられるからそれはそれで良いんだけどね。」
とまたキスをする。
「もう!それじゃ疲れ取れないでしょ!」
さらに顔を赤くしながら言う鈴音。
「ま、ダブルでもキングでも、こうやって抱きしめて寝るんだから変わらないか」
ぎゅうぎゅうとこれでもかと言うほど鈴音を抱きしめる夕に、流石の鈴音も笑ってしまう。
「それじゃあもっと寝れないよ〜」
口ではそう言っていても、本当に嫌がっている訳では無い鈴音の言葉に説得力なんてものはない。
2人で住む部屋についてあーだこーだと言っている内に、2人は眠っていた。
夕の突然の提案に鈴音は頭が追いつかず何も言えずにいた。
そんな鈴音を見た夕は、鈴音が渋っていると受け取ったようで
「やっぱりまだ早いか。まぁ、一緒に住まないにしても、あった方が「住む!!!」
夕が残念そうな顔をしながら言うのを遮るようにして答える。
「一緒に住みたい!!」
「いいの?無理しなくても、、」
「無理なんかしてない!!一緒に住んだら毎日会えるし、仕事も頑張れる!!」
ふん!と鼻息を荒立てながら前のめりに答える鈴音に、夕は嬉しそうな笑顔を向ける。
「そっか、嬉しい」
そう言って鈴音をギューッと抱きしめる。
「一緒に住んで、ゆっくり俺に慣れていってね。」
今日の事を気にしていた鈴音を気遣う言葉とは裏腹に耳元で色気を漂わせた声を出す夕に、カァっと顔を染める鈴音。
しかし夕の言葉で、焦らなくても良いのだと心が軽くなりもした。
「ふふ、ありがとう」
ニコッと笑う鈴音に、夕もん、と満足したように鈴音の頭を撫でる。
「じゃあ、今度また家具とか見に行こうね。」
「楽しみだな〜!!契約切れるのが2ヶ月後だから秋には同棲だね!!良かった〜!まだ契約更新してなくて!!」
「俺は来月には家に入るから、先に入って整えとくよ。」
「私も準備は手伝うからね!!!」
「んー、でもその前にすずのお母さんに挨拶させて?」
「えっ?!」
またもや、夕からの突然のお願いに鈴音は驚く。
「当然でしょ。特にすずのお母さんはすずが男と同居なんて知ったら心配だろうし。そこはちゃんとさせて?」
どこまでも、鈴音や鈴音の家族に気を使ってくれる夕に目が熱くなる。
鈴音の家庭環境からして母親は夕の言った通り過剰な程に心配するだろう。
そう思った鈴音は、夕の提案を有難く受けることにした。
「ありがとう。お母さんに伝えとく。じゃあ私も夕のご両親に挨拶させてね?」
そう言うと、夕はふわりと笑って
「きっと母さん達も喜ぶよ」
と、鈴音に軽くキスをした。
「じゃあ、そろそろお風呂入って寝よっか」
すっかり酔いも覚めた2人は、順番にお風呂に入りいつものように当たり前に同じベッドに入る。
「ベッドも大きいのに変えなきゃね」
鈴音を抱きしめた状態で、夕が思いついた様に言う。
寝室を別にする、という考えは鈴音にもなかったものの改めて言葉にされると少し照れる。
「そ、そうだね」
夕の背中をキュッと握りしめて照れながら答える鈴音に、クスクスと笑いながら
「シングルベッドだとずっとすずとくっついてられるからそれはそれで良いんだけどね。」
とまたキスをする。
「もう!それじゃ疲れ取れないでしょ!」
さらに顔を赤くしながら言う鈴音。
「ま、ダブルでもキングでも、こうやって抱きしめて寝るんだから変わらないか」
ぎゅうぎゅうとこれでもかと言うほど鈴音を抱きしめる夕に、流石の鈴音も笑ってしまう。
「それじゃあもっと寝れないよ〜」
口ではそう言っていても、本当に嫌がっている訳では無い鈴音の言葉に説得力なんてものはない。
2人で住む部屋についてあーだこーだと言っている内に、2人は眠っていた。