4K幼馴染は溺愛がすぎる
昨日はテンションが上がってなかなか寝付けなかった為、今朝は全く寝た気がせずに眠い目をこすりながら隣で眠る夕を起こさないようにベットから出て朝ごはんの支度を始める。
支度の最中も、ずっと視界に入る自分の手に輝く指輪に何度も見とれてしまい今日は少し準備に時間がかかってしまった。
ふと時計を見ると、夕を起こす時間を少し過ぎている事に気づいて慌てて夕を起こしに寝室へと向かう。
「夕〜?夕さ〜ん??起きてくださーい!!」
「ん〜、、もう少し、、、」
相変わらず朝に弱い夕が可愛らしくクスッと笑ってしまう。
どう起こそうかと悩んでいる時、鈴音ははっと思いついたように、
「朝ですよ〜旦那さ〜ん??あなた〜起きて〜?」
と新婚っぽい台詞で起こしてみる事に。
すると布団の中から夕の手が伸びてきて、それに気づいた時にはベットに引きずり込まれる。
「え!!?」
鈴音の思い通りと言ったところなのか、夕の目はしっかりと開いており、いつものようにとろけんばかりの笑顔で鈴音を抱きしめる。
「俺の奥さんは今日も可愛い」
「ふふ、私の旦那さんもかっこいい!そんなかっこいい旦那さん、お仕事の準備の時間ですよ?」
そう言うと少し嫌そうな顔をするものの、チュッと軽くキスをして鈴音を解放してくれる。
朝ごはんを2人で食べ終えて、夕に後片付けを任せて鈴音は会社へと家を出る。
いつもよりも少し甘い朝。
鈴音はいつもよりも気合いを入れて会社に向かう。
「おはようございま〜す。」
「「おはようございます」」
いつも通り自分の席に着くや否や、隣の席の百合ちゃんが食いつくように椅子を転がして近づいてきた。
「きゃー!!志倉さん!!その指輪!!もしかして?!?!」
オフィス内の為必死に声は抑えているものの、興奮が隠しきれないと言った様子で聞いてくる百合ちゃん。
「そうなの!実は昨日プロポーズしてもらって、、」
少し照れくさくもあるが、そう伝えると更に百合ちゃんのテンションは上がり
「んんん〜!!!おめでとうございます!!良いな良いな〜!!もっと詳しく教えてくだぐはぁっっ!!」
百合ちゃんの後ろを見ると、鈴音の先輩でもある赤木さんが立っており、テンションMAXの百合ちゃんの頭に資料ファイルをお見舞していた。
「お前朝からうるさい!仕事しろ仕事!!ほら、これ目通しとけ。」
「だって赤木さん!!志倉さんの手!見てくださいよ!!」
と、鈴音の腕を掴んで赤木さんに見せる。
鈴音はと言うと、もう声量なんて抑えることを忘れて話している百合ちゃんのおかげで周りの部署の人の視線も集まっている事が恥ずかしくて片手で顔を隠してされるがままである。
「んな!!お前結婚するのか?!?」
驚いた様子で声を上げる赤木さん。
もうやめて〜と心の中で叫ぶ鈴音だが、オフィス各所から
おめでとう〜!
お幸せに〜!
と優しい声が飛んできて少し嬉しくもあった。
一通り騒ぎ終わり、やっとの思いで仕事を始めることに。
いつもは淡々と集中して仕事をこなしていく鈴音だが、今日ばかりは朝と同じように指輪を見ては顔が綻んでしまう。
「幸せそうですねっ」
と今度は周りにも聞こえない様な声量で声を掛けてくる。
「うん!幸せ!」
満面の笑みでそう答えると、百合ちゃんも同じように可愛らしい笑顔を返してくれた。
支度の最中も、ずっと視界に入る自分の手に輝く指輪に何度も見とれてしまい今日は少し準備に時間がかかってしまった。
ふと時計を見ると、夕を起こす時間を少し過ぎている事に気づいて慌てて夕を起こしに寝室へと向かう。
「夕〜?夕さ〜ん??起きてくださーい!!」
「ん〜、、もう少し、、、」
相変わらず朝に弱い夕が可愛らしくクスッと笑ってしまう。
どう起こそうかと悩んでいる時、鈴音ははっと思いついたように、
「朝ですよ〜旦那さ〜ん??あなた〜起きて〜?」
と新婚っぽい台詞で起こしてみる事に。
すると布団の中から夕の手が伸びてきて、それに気づいた時にはベットに引きずり込まれる。
「え!!?」
鈴音の思い通りと言ったところなのか、夕の目はしっかりと開いており、いつものようにとろけんばかりの笑顔で鈴音を抱きしめる。
「俺の奥さんは今日も可愛い」
「ふふ、私の旦那さんもかっこいい!そんなかっこいい旦那さん、お仕事の準備の時間ですよ?」
そう言うと少し嫌そうな顔をするものの、チュッと軽くキスをして鈴音を解放してくれる。
朝ごはんを2人で食べ終えて、夕に後片付けを任せて鈴音は会社へと家を出る。
いつもよりも少し甘い朝。
鈴音はいつもよりも気合いを入れて会社に向かう。
「おはようございま〜す。」
「「おはようございます」」
いつも通り自分の席に着くや否や、隣の席の百合ちゃんが食いつくように椅子を転がして近づいてきた。
「きゃー!!志倉さん!!その指輪!!もしかして?!?!」
オフィス内の為必死に声は抑えているものの、興奮が隠しきれないと言った様子で聞いてくる百合ちゃん。
「そうなの!実は昨日プロポーズしてもらって、、」
少し照れくさくもあるが、そう伝えると更に百合ちゃんのテンションは上がり
「んんん〜!!!おめでとうございます!!良いな良いな〜!!もっと詳しく教えてくだぐはぁっっ!!」
百合ちゃんの後ろを見ると、鈴音の先輩でもある赤木さんが立っており、テンションMAXの百合ちゃんの頭に資料ファイルをお見舞していた。
「お前朝からうるさい!仕事しろ仕事!!ほら、これ目通しとけ。」
「だって赤木さん!!志倉さんの手!見てくださいよ!!」
と、鈴音の腕を掴んで赤木さんに見せる。
鈴音はと言うと、もう声量なんて抑えることを忘れて話している百合ちゃんのおかげで周りの部署の人の視線も集まっている事が恥ずかしくて片手で顔を隠してされるがままである。
「んな!!お前結婚するのか?!?」
驚いた様子で声を上げる赤木さん。
もうやめて〜と心の中で叫ぶ鈴音だが、オフィス各所から
おめでとう〜!
お幸せに〜!
と優しい声が飛んできて少し嬉しくもあった。
一通り騒ぎ終わり、やっとの思いで仕事を始めることに。
いつもは淡々と集中して仕事をこなしていく鈴音だが、今日ばかりは朝と同じように指輪を見ては顔が綻んでしまう。
「幸せそうですねっ」
と今度は周りにも聞こえない様な声量で声を掛けてくる。
「うん!幸せ!」
満面の笑みでそう答えると、百合ちゃんも同じように可愛らしい笑顔を返してくれた。