再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
素敵なベッドや家具が置いてある部屋を私に使わせてくれるみたいで、持ってきた少ない荷物は、あっという間にその部屋の中に収まった。


家賃に、光熱費、食費に関しては、「私にも少し払わせて」って申し出たら、


「そんなことは一切気にするな。俺がここに呼んだんだから。でも、時々、美味しいご飯を作って」


って、子どもみたいに笑顔で言ってくれた。


「う、うん……わかった。ご飯作るね。本当に……いろいろありがとう」


「これからが楽しみだ」


今日から2人でここに住むなんて……
まだ、全然、想像もつかなくて。
正直、自分の気持ちも、瑞との新しい生活も、全くどうなるのかわからないけど……
そのうち、ちゃんとした答えが見つかるかも知れないって、ほんの少しだけ期待してる自分もいた。
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