再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
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次の日、私は、案の定風邪を引いた。
昔から、こじらせたら長くなるタイプだから、早めに病院に行かないと……
家から自転車で10分もかからない場所に、「小川総合病院」がある。
ちょっとフラフラするけど、化粧もそこそこにして、マスクを着けて自転車で向かった。
中に入ると、たくさんの患者さんがいた。
かなり大きな病院で、評判も良いから、いつも混雑している。
「おはようございます」
「あら、斉藤さんじゃない。どうしたの?」
受付の人とは顔見知りだ。
ここの病院は、うちの花屋のお得意様だから。
「今日はお花の日?」
「いえ……違うんです。実は、ちょっと風邪を引いてしまって」
「まあ、それは大変ね。じゃあ、内科ね。これを内科のカウンターに出してね。お大事に」
次の日、私は、案の定風邪を引いた。
昔から、こじらせたら長くなるタイプだから、早めに病院に行かないと……
家から自転車で10分もかからない場所に、「小川総合病院」がある。
ちょっとフラフラするけど、化粧もそこそこにして、マスクを着けて自転車で向かった。
中に入ると、たくさんの患者さんがいた。
かなり大きな病院で、評判も良いから、いつも混雑している。
「おはようございます」
「あら、斉藤さんじゃない。どうしたの?」
受付の人とは顔見知りだ。
ここの病院は、うちの花屋のお得意様だから。
「今日はお花の日?」
「いえ……違うんです。実は、ちょっと風邪を引いてしまって」
「まあ、それは大変ね。じゃあ、内科ね。これを内科のカウンターに出してね。お大事に」