再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
「そうだな、ごめん。ずっと側にいるから。ずっとずっと……一緒にいような。それが俺の願いだ」


優しく手を握ってくれる瑞。


あなたの優しさは、子どもの頃から何も変わらないね。
幼なじみで、大好きだった瑞。
今はもう、かけがえのない何よりも大切な人になってる。


菅原総合病院の院長になっても、謙虚で誠実で真面目で優しいあなた。
いつかは、優希も一緒にそこで医師として働くことになるだろう。
2人が頑張ってるから、私も家事や仕事、いろいろなこと……全部頑張っていける。すごく力をもらってるよ、毎日毎日。


私達は、これからも家族で支え合って生きていく。
まだまだこの先、どんな困難があったとしても、3人で乗り越えていきたい。


瑞……
私の中にあるあなたへの愛情、それは一生尽きることはないよ。
これから、2人共、おじいちゃんとおばあちゃんになっていくけど……
それでもちゃんと、変わらずに私を愛してね。


無数のキャンドルの美しい揺らめきは、今年もこうしてまた、人々の心を癒してくれてる。


「ねえ、瑞。来年も、再来年も、瑞とここに来たい。ずっと一緒に……」


「もちろん。2人でここにまた来よう」


絶対だよ……約束ね。
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