再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~【リニューアル版】
after story 菅原 優希
「優希先生。最近お腹の調子が悪いから、胃カメラと大腸カメラをやりたいんですけど、仕事もあってあまり時間が取れなくて……」
優希先生。
この病院では、患者さんからそうやって名前で呼ばれている。
鎌倉にある信頼する先輩の病院から、内科医として一緒に……との誘いを受け、勤務してからそろそろ2年が経つ。
医師として働く毎日に、とてもやりがいを感じている。
「大丈夫ですよ。この病院では1日でどちらもできますから。麻酔を使えば眠っているうちに終わるラクな検査です。もちろん、何も異常無かった場合は結果もすぐに出ます。看護師から詳しい説明を聞いて、予約を取って帰って下さいね」
「それは助かります。本当に優希先生は頼りになりますね。私は中年のおばちゃんですけど、優希先生のファンですから。先生、アイドルみたいに綺麗なお顔されてますもんね」
「そんな、とんでもないですよ。僕はいたって普通です」
「いやだ~こんなイケメン他にはいませんよ。ここの院長先生はクマみたいに大きいし」
「クマですかっ」
優希先生。
この病院では、患者さんからそうやって名前で呼ばれている。
鎌倉にある信頼する先輩の病院から、内科医として一緒に……との誘いを受け、勤務してからそろそろ2年が経つ。
医師として働く毎日に、とてもやりがいを感じている。
「大丈夫ですよ。この病院では1日でどちらもできますから。麻酔を使えば眠っているうちに終わるラクな検査です。もちろん、何も異常無かった場合は結果もすぐに出ます。看護師から詳しい説明を聞いて、予約を取って帰って下さいね」
「それは助かります。本当に優希先生は頼りになりますね。私は中年のおばちゃんですけど、優希先生のファンですから。先生、アイドルみたいに綺麗なお顔されてますもんね」
「そんな、とんでもないですよ。僕はいたって普通です」
「いやだ~こんなイケメン他にはいませんよ。ここの院長先生はクマみたいに大きいし」
「クマですかっ」