青空@Archive
あー……ヤバいな。うん、ヤバいヤバい。
また危ないのと関わり合いになりそうな匂いが、プンプンする。
昔からそうだ、余計な好奇心を持って首を突っ込んだがために、危ない目、痛い目を見てきた事は数知れない。
それでも……、
「そうですね。ボクも青空は好きですよ。さて、ご用件は?」
それでも好奇心で尋ねてしまう自分が憎い。得意の作った笑顔でニッコリ微笑むオマケ付きだ。
でも好奇心が無くなったなら、あっと言う間につまらない大人というモルグの仲間入りだ。
ボクなら、ゾンビになってもそんな仲間には絶対なりたくはないね。
男は目深にかぶった鹿討帽の奥から、興味深そうな視線を寄越す。
言うべきか悩んだのか、一瞬の間。そして再び両手を広げて笑いかけ、ボクを誘う。
その笑顔には、ボクの心を捉える何かがあった。
「はははっ! 面白いな。……なぁ天瑠璃 紫苑。俺と『青空』を取りに行ってみないか?」
「行く!」
ボクは即答。思考0秒。イエスアイドゥー。
常識外の面白そうな暇つぶしが決定した。
また危ないのと関わり合いになりそうな匂いが、プンプンする。
昔からそうだ、余計な好奇心を持って首を突っ込んだがために、危ない目、痛い目を見てきた事は数知れない。
それでも……、
「そうですね。ボクも青空は好きですよ。さて、ご用件は?」
それでも好奇心で尋ねてしまう自分が憎い。得意の作った笑顔でニッコリ微笑むオマケ付きだ。
でも好奇心が無くなったなら、あっと言う間につまらない大人というモルグの仲間入りだ。
ボクなら、ゾンビになってもそんな仲間には絶対なりたくはないね。
男は目深にかぶった鹿討帽の奥から、興味深そうな視線を寄越す。
言うべきか悩んだのか、一瞬の間。そして再び両手を広げて笑いかけ、ボクを誘う。
その笑顔には、ボクの心を捉える何かがあった。
「はははっ! 面白いな。……なぁ天瑠璃 紫苑。俺と『青空』を取りに行ってみないか?」
「行く!」
ボクは即答。思考0秒。イエスアイドゥー。
常識外の面白そうな暇つぶしが決定した。