マシュマロウサギ

トロける味








静かな部屋に響く大人の音




「声出したらバレるよ」



『………』



「ミル…トロトロ」



『私、、ユトの好みのタイプじゃないよ…』



「本当に抱だきしめるなら
触り心地とぷにぷに感。。
とにかく俺の口に合うかどうか…」







まだお互い高校生の時
私はユトに何度も愛されていた





「他のやつの前でその顔したらどうなるかわかってる?」


『…………』


「ずっと待ってろよ…必ず迎えに来るから…
俺のマシュマロちゃん(笑)」







高校生の頃
ユトは仕事の休みの日には
実家に帰ってくると私の事を愛していた




私の前では
可愛いアイドルなんて存在しない




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