マシュマロウサギ
初仕事
色々ユトとの事を思い出してしまったけど
とにかく今はこの山積みの洗濯物と
戦わないといけない
誰が誰のかわからないけど
靴下は靴下
パンツはパンツ
タオルはタオルと
それぞれ分けて洗濯をする事
合計11回
『あれ、、?何か洗濯機から変な音してきた…ヤバッ』
ファンの人達からすれば
彼らの洗濯物も宝の山
でも私はただユトがいるから知っているだけ
それほど彼らにも興味がなかった
スタッフの人は
その方がこちらとしては有難いと…
私があまりにも
キャーキャーワーワー言っていたら
採用していなかったらしい
洗濯物との戦いも終わりに近づいてきた時
『お腹すいたな…』
考えたら
私がキャーキャーワーワー言うのは
新しいスイーツを
見つけた時だけかもしれない
今日から初仕事
夜ご飯から早速作らないといけないので
買い物に行く為に冷蔵庫の中を確認した
さすが7人共同生活の冷蔵庫
大きくて素晴らしい
食べる事が好きな私は扉を開けるのに
ワクワクしていた
でも扉を開けた瞬間
中から北風級の冷気が
『寒っ。。なっ、何も入っていない…』
時間を見ると既に16時前
今日彼らの帰宅時間は19時頃とスタッフさんから
聞いている
私はとにかく走った
右も左もわからない土地を…
いきなり
「ご飯まだ出来ていないんです」は、さすがにヤバい!
どうせなら
『ユトの好きな物にしようかな…』