意地悪な会社の先輩だったはずが、急に甘く溺愛してきます
「ずっと、この気持ちが恋なのか分からなかった。でも井田先輩が酔っ払ってキスしようとした時、『今は』いや!って思ったんです」

井田先輩が、そっと私の頬にそっと触れる。

井田先輩の目は少しだけ潤んでいた。


「今の告白って思ってもいいの・・・?俺、期待するよ?」


「これが告白じゃなかったら、何を告白っていうんですか・・・?」


私は小さくそう呟くと井田先輩が、私に顔を近づける。
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