「お飾りの役立たずは不要だ」とクズ皇太子に婚約破棄された大聖母、隣国の王子に(契約)結婚しようとスカウトされる~あなたが本当に愛する人と幸せになるよう大聖母から悪女にポジションチェンジしますわ~
チャーリーと彼の愛する人
ある日のこと、チャーリーは朝から宰相や大臣たちと緊急の会議があるらしく、慌ただしく部屋を出て行った。
じつは、昨夜彼から提案された。
「明日は一日なにもないから、遠乗りに行かないかい? すこし足を伸ばしてワイナリーに行ってみよう」
「面白そうね」
わたしも翌日はなんの約束もない。だから、彼の提案にのっかることにした。
が、朝になると予定がかわったのである。
主寝室と続きの間との扉がノックされ、彼に告げられてしまった。
じつは、昨夜彼から提案された。
「明日は一日なにもないから、遠乗りに行かないかい? すこし足を伸ばしてワイナリーに行ってみよう」
「面白そうね」
わたしも翌日はなんの約束もない。だから、彼の提案にのっかることにした。
が、朝になると予定がかわったのである。
主寝室と続きの間との扉がノックされ、彼に告げられてしまった。