「お飾りの役立たずは不要だ」とクズ皇太子に婚約破棄された大聖母、隣国の王子に(契約)結婚しようとスカウトされる~あなたが本当に愛する人と幸せになるよう大聖母から悪女にポジションチェンジしますわ~
「まさかこのおチビちゃんが『大聖女』とはな」
「あのー、『大聖女』ではなくて『大聖母』です」
辺境伯の間違いに、はしたないけれどお肉を咀嚼しながら訂正した。
「どちらでも同じではないか。それに、おチビちゃんはまだ『母』じゃないんだろう?」
「えっ?」
辺境伯の言葉に驚いた。おもわず、隣でキラキラ光っている美貌を見てしまった。
「それとも、もうお腹の中にいるとか? ああ、そういうことか。おいおい、チャーリー。やることはきっちりやるんだな」
辺境伯の妄想は、あらぬ方向に突き進んでいる。
「あのー、『大聖女』ではなくて『大聖母』です」
辺境伯の間違いに、はしたないけれどお肉を咀嚼しながら訂正した。
「どちらでも同じではないか。それに、おチビちゃんはまだ『母』じゃないんだろう?」
「えっ?」
辺境伯の言葉に驚いた。おもわず、隣でキラキラ光っている美貌を見てしまった。
「それとも、もうお腹の中にいるとか? ああ、そういうことか。おいおい、チャーリー。やることはきっちりやるんだな」
辺境伯の妄想は、あらぬ方向に突き進んでいる。