「お飾りの役立たずは不要だ」とクズ皇太子に婚約破棄された大聖母、隣国の王子に(契約)結婚しようとスカウトされる~あなたが本当に愛する人と幸せになるよう大聖母から悪女にポジションチェンジしますわ~
 そういうわけで、振る舞ってもらった料理はシンプルだけど美味しすぎた。おもいっきり堪能した。ドレスが破れてしまうのではないかというほど食べた。

 チャーリーは、そんなわたしの様子をただ眺めていた。

 驚いたに違いない。いいえ。呆れたに違いない。

 食事後、居間に移動した。そして、あらためて彼の話をきいた。

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