キスから始まる恋
約束 ~KAZUYA~
俺たちは小さなとても綺麗とはいえないラーメン店につれてこられた
カウンターは仕事帰りのおっさんたちが陣取っている
俺たちはビニールのテーブルクロスのかかった四人掛けの席についた
背もたれもない丸い椅子に座ると
体格のいいおばさんが水の入ったコップを音をたてて置いていった
「味噌ラーメン3つ」
草野がカウンターの中のオヤジに声をかける
「あいよ」
元気な返事が返ってきた
「ここ、ラーメンは味噌しか置いてないんだよ。オヤジのこだわりでね」
草野は俺たちだけに聞こえるように小声でそういう
そして『トイレ』といって席を離れた
俺がさっきのことで怒っていると思っているのか
松本は目を合わせない
気まずい雰囲気だった
かなり勇気をだして声かけたのに
これじゃどうしようもない
はぁ
思わず小さなため息がでた
カウンターは仕事帰りのおっさんたちが陣取っている
俺たちはビニールのテーブルクロスのかかった四人掛けの席についた
背もたれもない丸い椅子に座ると
体格のいいおばさんが水の入ったコップを音をたてて置いていった
「味噌ラーメン3つ」
草野がカウンターの中のオヤジに声をかける
「あいよ」
元気な返事が返ってきた
「ここ、ラーメンは味噌しか置いてないんだよ。オヤジのこだわりでね」
草野は俺たちだけに聞こえるように小声でそういう
そして『トイレ』といって席を離れた
俺がさっきのことで怒っていると思っているのか
松本は目を合わせない
気まずい雰囲気だった
かなり勇気をだして声かけたのに
これじゃどうしようもない
はぁ
思わず小さなため息がでた