熱愛ココア


――――???


あまりの突然の出来事に、あたしの涙は引っ込んで。


せ…先輩!?


「はぁ。ほんっと俺、最低」

えっ?


「……ごめん。ヤキモチやいた」


「………ええっ!?!?」


ヤキモチ!?

先輩がっ!?


「カッコ悪ィよな。ただのクラスメイトに嫉妬なんて」



……どうしよう。


嬉しい。


あたしは満面の笑顔。



「あたしは先輩しか見えてないのに…」


そう言ったら


「…ハイ、また反則」




優しいキスが降ってきた。





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