会社の同期に片想いしています!
「小原さん、鈍感だからゆっくり攻めようと思ってたのにこんなことになるなんて俺も予想外。・・・ああ、でも、好都合かも」
浅川くんが私に顔を近づける。
浅川くんの顔が目の前まで来て、私は真っ赤になってしまった。
「王子様がタイプなわけじゃなかったんでしょ?こっちの素の俺はどう?」
「いや、えっと・・・」
「王子様じゃないし、優しいわけでもない。むしろ、めんどくさがりで言葉遣いも良くない。でも、小原さんのこと好きだよ?」