会社の同期に片想いしています!
浅川くんに連れられた場所は、バッティングセンターだった。

「え!私、やったことないよ!?」

「大丈夫。球速、遅く設定するから。この後さ、俺のおすすめのカフェでも行こう」

「バッティングセンターとカフェ!?」

「運動した後に食べた方が甘いスイーツも美味しく感じない?」

そう言って、浅川くんが優しく球の打ち方を教えてくれる。

始めは全然打てなかったが、あまり飛ばなくても当たれば嬉しいもので。

「やったー!当たった!浅川くん、見た!?」

「見てるよ」

浅川くんが楽しそうな私を見て、嬉しそうに笑う。
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