ギター弾きの天使とデュエットを ~言葉を話さぬ彼に惹かれて、二人は同じ夢を見る~
4. 歌にして
「うん? この間の?」
いつも通り河川敷に行くとまたすぐに丘の上に連れていかれたチャコ。
そこでこの間の楽譜を渡された。一緒に鉛筆も手渡される。ジャンは何か書くような仕草をしているから、チャコに何かを書けと言っているようだ。
だが書けと言われても何を書けばいいのかわからない。よくわからず首を傾げていれば、ジャンが鉛筆を取り上げ、そこに書き込んだのは『歌詞』という文字だった。
「あー! これに歌詞つけろってことか。え、何それ! めっちゃ面白そう! やりたい!」
想像したらワクワクしてきて、チャコは思わずやりたいと叫んでいた。そんなチャコにジャンも嬉しそうな顔をしている。
いつも通り河川敷に行くとまたすぐに丘の上に連れていかれたチャコ。
そこでこの間の楽譜を渡された。一緒に鉛筆も手渡される。ジャンは何か書くような仕草をしているから、チャコに何かを書けと言っているようだ。
だが書けと言われても何を書けばいいのかわからない。よくわからず首を傾げていれば、ジャンが鉛筆を取り上げ、そこに書き込んだのは『歌詞』という文字だった。
「あー! これに歌詞つけろってことか。え、何それ! めっちゃ面白そう! やりたい!」
想像したらワクワクしてきて、チャコは思わずやりたいと叫んでいた。そんなチャコにジャンも嬉しそうな顔をしている。