あの日、桜のキミに恋をした
その日の帰り、沢村が橘さんのことが好きだということも含めてクリパのことを由奈に話すと、あっという間に話が進んだ。
「クリパいいね!楽しそう!じゃあ私は美月に声かければいい?誰の家でやる?」
2人で色々計画を立てていたのに、急にこんな話を持ちかけて怒らないのか聞くと、彼女は心底不思議そうな顔で「怒るわけないじゃん!」と即答した。
むしろすごく楽しそうだった。
沢村が泣いて喜ぶだろう。
「……その代わり、ってわけじゃないんだけど……前話してたお揃いの物、ペアリングとかどうかな?冬休みの間に買いに行かない……?」
ここ最近、2人でずっと〝恋人らしいお揃いの物を買おう〟と話していて、俺の中でもペアリングは第一候補だった。
だからもちろん大賛成。
「俺も同じこと思ってた!よし、決まり!」
俺たちは早速日にちも決めて、どこで買おうか、どんなデザインにしようかすっかり夢中になって話しながら帰った。
もちろんクリパのことは、後日4人でちゃんと話し合った。
「クリパいいね!楽しそう!じゃあ私は美月に声かければいい?誰の家でやる?」
2人で色々計画を立てていたのに、急にこんな話を持ちかけて怒らないのか聞くと、彼女は心底不思議そうな顔で「怒るわけないじゃん!」と即答した。
むしろすごく楽しそうだった。
沢村が泣いて喜ぶだろう。
「……その代わり、ってわけじゃないんだけど……前話してたお揃いの物、ペアリングとかどうかな?冬休みの間に買いに行かない……?」
ここ最近、2人でずっと〝恋人らしいお揃いの物を買おう〟と話していて、俺の中でもペアリングは第一候補だった。
だからもちろん大賛成。
「俺も同じこと思ってた!よし、決まり!」
俺たちは早速日にちも決めて、どこで買おうか、どんなデザインにしようかすっかり夢中になって話しながら帰った。
もちろんクリパのことは、後日4人でちゃんと話し合った。