オイスターガール
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朝自然と目が覚めた。
今日は私にとって大事な日、朝ごはんはもちろんパン。
今日はパンにピーナッツを塗って食べた。
登校する前の準備にクッキーを持って家を出る。
もちろん家族に行ってきますというのも忘れない。
登校中一条薫にクッキーを渡したらどんな顔をするのか考えていた。
いらないとか言われたらどうしよう……
喜んでくれるといいな……
不安も期待も心の中でいっぱいだ。
1時間という長い時間のある昼休みに渡さそうと私は考えた。
その日の3時間目は体育でバレーだった。
私はバレーは部活には入ってないがそこそこ得意ない方だ。
スパイクも難なく打てる。
その日は練習試合をして、対戦相手は一条薫のいるチームだった。
一条薫はスポーツも出来そうなイメージだ。
一条薫にスパイクが飛んでいく。
ボン!
ボールは一条薫の顔面を直撃した。
私は思わず、吹き出しそうになったがそれを堪える。
一条薫はムクっと起き上がると鼻血を垂らし保健室に直行していった。
どうやら一条薫は運動は苦手なようだ。
意外なところを見つけてしまった。
昼休み美雪ちゃんとご飯を食べ、さっきの出来事を紙に書いて伝える。
すると美雪ちゃんは
「勉強は出来てもスポーツは出来ないタイプなのかもしれないね」
「でもあの一条薫がスポーツは下手って面白すぎるでしょ」
と笑っていた。
私はそれに笑顔でうなずく。
学食を終え一条薫を探すと鼻にティッシュを詰め込みながらご飯をモリモリ一人で食べているところだった。
話しかけよう……そう思った時心の中で不安な気持ちが私を襲った。
だか美雪ちゃんに言われた言葉を思い出し。
紙に一条くん今時間いいかな?と書いて見せた。
すると一条薫は驚いた顔で
「え、俺に話かけてるの?」と驚いてる様子だった。
私は首をこくんと縦に振った。
「どうしたのいきなり?」
私は実は一条くんにこの前助けてもらったことのお礼言いたくてと紙に書いて見せた。
すると一条くんは
「あー、あの時のことね!あれ以来ひどいことされてないよね?」
私は首を縦に振った!
「よかったー!、早く友達沢山作りなよ!
じゃあな!」
会話を終わらせようとされたので私はその時透明な袋に入ったクッキーを一条くんの前に差し出した。
そして紙に、この前はありがとうと書いてみせた。
すると一条くんは
「クッキー!俺甘いのめっちゃ好きなんだ!ありがとう」
と言って喜んでくれた。
周りの人は私と一助くんが喋っているが珍しいのか周囲の視線を集めてしまっている。
私はそそくさと自分の席に戻った。
はぁ、緊張した。心の中で無事渡せたことを安堵した。
この日から少しずつ一条くんとの関係は変わっていくのであった。
朝自然と目が覚めた。
今日は私にとって大事な日、朝ごはんはもちろんパン。
今日はパンにピーナッツを塗って食べた。
登校する前の準備にクッキーを持って家を出る。
もちろん家族に行ってきますというのも忘れない。
登校中一条薫にクッキーを渡したらどんな顔をするのか考えていた。
いらないとか言われたらどうしよう……
喜んでくれるといいな……
不安も期待も心の中でいっぱいだ。
1時間という長い時間のある昼休みに渡さそうと私は考えた。
その日の3時間目は体育でバレーだった。
私はバレーは部活には入ってないがそこそこ得意ない方だ。
スパイクも難なく打てる。
その日は練習試合をして、対戦相手は一条薫のいるチームだった。
一条薫はスポーツも出来そうなイメージだ。
一条薫にスパイクが飛んでいく。
ボン!
ボールは一条薫の顔面を直撃した。
私は思わず、吹き出しそうになったがそれを堪える。
一条薫はムクっと起き上がると鼻血を垂らし保健室に直行していった。
どうやら一条薫は運動は苦手なようだ。
意外なところを見つけてしまった。
昼休み美雪ちゃんとご飯を食べ、さっきの出来事を紙に書いて伝える。
すると美雪ちゃんは
「勉強は出来てもスポーツは出来ないタイプなのかもしれないね」
「でもあの一条薫がスポーツは下手って面白すぎるでしょ」
と笑っていた。
私はそれに笑顔でうなずく。
学食を終え一条薫を探すと鼻にティッシュを詰め込みながらご飯をモリモリ一人で食べているところだった。
話しかけよう……そう思った時心の中で不安な気持ちが私を襲った。
だか美雪ちゃんに言われた言葉を思い出し。
紙に一条くん今時間いいかな?と書いて見せた。
すると一条薫は驚いた顔で
「え、俺に話かけてるの?」と驚いてる様子だった。
私は首をこくんと縦に振った。
「どうしたのいきなり?」
私は実は一条くんにこの前助けてもらったことのお礼言いたくてと紙に書いて見せた。
すると一条くんは
「あー、あの時のことね!あれ以来ひどいことされてないよね?」
私は首を縦に振った!
「よかったー!、早く友達沢山作りなよ!
じゃあな!」
会話を終わらせようとされたので私はその時透明な袋に入ったクッキーを一条くんの前に差し出した。
そして紙に、この前はありがとうと書いてみせた。
すると一条くんは
「クッキー!俺甘いのめっちゃ好きなんだ!ありがとう」
と言って喜んでくれた。
周りの人は私と一助くんが喋っているが珍しいのか周囲の視線を集めてしまっている。
私はそそくさと自分の席に戻った。
はぁ、緊張した。心の中で無事渡せたことを安堵した。
この日から少しずつ一条くんとの関係は変わっていくのであった。