オイスターガール
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今日ありがとうを伝えれた。
あとクッキーも渡せてよかったと、家についてからその余韻に浸っていた。
するとお母さんから
「クッキー渡せた?」
と聞かれたが、その質問に私は
「ばっちり渡せた!」
とドヤ顔で答えた。
今日は私の大勝利だ。
次の日の学校の休み時間私のルーティンをこなしている最中。
ふと何気なく一条くんを、観察しているといつも通り一人でイヤホンをして勉強していた。
いつも偉いなと思って、ぼうっとながめていると、
その時一条くんがこっちを見た。
その時一条くんと目が合った。
一条くんは少しびっくりしたような顔をした後、
勉強を中断しこちらに近づいてきた。
なんかまずいことしちゃったかな。
私の目の前で止まり
「昨日クッキー超うまかったわ!ありがとうね!」
と子犬のように笑顔で感謝を伝えてきた。
私は笑顔で反応した後、心の底から作って良かったと思った。
もう少し一条くんと喋りたいなと思ったが、何を話せばいいか分からず、何も思い浮かばない。
その時一助くんのスマホのイヤホンが外れて、
大音量で音楽が流れた。
教室中に音楽が響き渡る。
その音楽は私も大好きな、少しマイナーなTWO OK ROCKだった。
恥ずかしそうにスマホの音量を下げる一条くん。
「あ〜やったわ〜」
私は紙にtwo ok rock好きなの?いいよね?
と書いて見せた。
すると一条くんは顔色を変えて、
「めっちゃ好き!好きなの?」
私は首を縦に振る。
「このバンド知ってる人初めて見つけた!なんの曲が1番好き?」
と嬉しそうな顔で聞いてきた。
「ポーカーフェイス」と紙に書く。
「激渋だね!俺も好きだよその曲!あの曲は意味深だよね!」
私は手でいいねサインを作る。
この日から私たちは朝にはおはようの挨拶、昼休みには、雑談するようになった。
このことを美雪ちゃんに話したら
「ついに優ちゃんにも友達が出来たか……」
と考え深そうな顔で感動していた。
私も自分で驚いてる、まさか頭脳明晰の一条くんと友達になるとは……
まあスポーツはダメダメっぽいんだけね。
今日ありがとうを伝えれた。
あとクッキーも渡せてよかったと、家についてからその余韻に浸っていた。
するとお母さんから
「クッキー渡せた?」
と聞かれたが、その質問に私は
「ばっちり渡せた!」
とドヤ顔で答えた。
今日は私の大勝利だ。
次の日の学校の休み時間私のルーティンをこなしている最中。
ふと何気なく一条くんを、観察しているといつも通り一人でイヤホンをして勉強していた。
いつも偉いなと思って、ぼうっとながめていると、
その時一条くんがこっちを見た。
その時一条くんと目が合った。
一条くんは少しびっくりしたような顔をした後、
勉強を中断しこちらに近づいてきた。
なんかまずいことしちゃったかな。
私の目の前で止まり
「昨日クッキー超うまかったわ!ありがとうね!」
と子犬のように笑顔で感謝を伝えてきた。
私は笑顔で反応した後、心の底から作って良かったと思った。
もう少し一条くんと喋りたいなと思ったが、何を話せばいいか分からず、何も思い浮かばない。
その時一助くんのスマホのイヤホンが外れて、
大音量で音楽が流れた。
教室中に音楽が響き渡る。
その音楽は私も大好きな、少しマイナーなTWO OK ROCKだった。
恥ずかしそうにスマホの音量を下げる一条くん。
「あ〜やったわ〜」
私は紙にtwo ok rock好きなの?いいよね?
と書いて見せた。
すると一条くんは顔色を変えて、
「めっちゃ好き!好きなの?」
私は首を縦に振る。
「このバンド知ってる人初めて見つけた!なんの曲が1番好き?」
と嬉しそうな顔で聞いてきた。
「ポーカーフェイス」と紙に書く。
「激渋だね!俺も好きだよその曲!あの曲は意味深だよね!」
私は手でいいねサインを作る。
この日から私たちは朝にはおはようの挨拶、昼休みには、雑談するようになった。
このことを美雪ちゃんに話したら
「ついに優ちゃんにも友達が出来たか……」
と考え深そうな顔で感動していた。
私も自分で驚いてる、まさか頭脳明晰の一条くんと友達になるとは……
まあスポーツはダメダメっぽいんだけね。