Good day ! 2
「恵真」
「なあに?」
「やっぱり結婚式挙げよう。なるべく早く」
え?と恵真は、思わず大和の顔を見つめる。
入籍した時、大和に結婚式について聞かれた恵真は、式は挙げなくていいと伝えていた。
恵真としては結婚出来ただけで充分幸せだったし、結婚式の準備に時間を割いて、大和の負担になってはいけないと思っていた。
「恵真。俺がどうしても結婚式を挙げたいんだ。恵真のウェディングドレス姿を見てみたい。幸せそうに微笑む恵真の姿を」
今だってこんなに可愛いんだ。
ウェディングドレスを着たら、きっともっと…。
「お願いだ、恵真。俺と結婚式を挙げてくれないか?」
恵真は、しばらくじっと考え込む。
「でも、準備が大変で大和さんの負担にならない?お仕事だって大変なのに」
「どうして負担なんだ?恵真との結婚式だぞ?準備するのも楽しいに決まってる」
「そう、かな…」
「そうだよ。恵真、俺に一番輝いてる恵真の姿を見せてくれないか?とびきりきれいな恵真を。そして、最高に幸せな瞬間を一緒に分かち合いたい。君を必ず幸せにすると、心に刻み込む瞬間を」
恵真は少しうつむいてから、顔を上げて微笑んだ。
「はい。私も大和さんのとびきりかっこいい姿を見たいです。そして、必ず大和さんと一緒に幸せになるって、心に誓い合いたいです」
「恵真…」
大和は腕を伸ばして恵真を抱きしめる。
「すぐに探そう。恵真に似合うドレスとチャペルを」
恵真は涙ぐみ、大和の首に腕を回して頬を寄せる。
「こんなに幸せでいいの?私」
「当たり前だ。もっともっと幸せにしてみせるよ」
恵真の涙をそっと指で拭い、大和は何度も優しくキスをする。
「恵真。心から君を愛してる」
「私も。あなたを誰よりも愛しています、大和さん」
二人は見つめ合って微笑んだ。
プルメリアの花が散りばめられたベッドで大和に抱かれ、恵真は身体中に幸せが広がるのを感じた。
いつの間にか空には星が瞬き、月明かりが優しく二人に降り注いでいた。
「なあに?」
「やっぱり結婚式挙げよう。なるべく早く」
え?と恵真は、思わず大和の顔を見つめる。
入籍した時、大和に結婚式について聞かれた恵真は、式は挙げなくていいと伝えていた。
恵真としては結婚出来ただけで充分幸せだったし、結婚式の準備に時間を割いて、大和の負担になってはいけないと思っていた。
「恵真。俺がどうしても結婚式を挙げたいんだ。恵真のウェディングドレス姿を見てみたい。幸せそうに微笑む恵真の姿を」
今だってこんなに可愛いんだ。
ウェディングドレスを着たら、きっともっと…。
「お願いだ、恵真。俺と結婚式を挙げてくれないか?」
恵真は、しばらくじっと考え込む。
「でも、準備が大変で大和さんの負担にならない?お仕事だって大変なのに」
「どうして負担なんだ?恵真との結婚式だぞ?準備するのも楽しいに決まってる」
「そう、かな…」
「そうだよ。恵真、俺に一番輝いてる恵真の姿を見せてくれないか?とびきりきれいな恵真を。そして、最高に幸せな瞬間を一緒に分かち合いたい。君を必ず幸せにすると、心に刻み込む瞬間を」
恵真は少しうつむいてから、顔を上げて微笑んだ。
「はい。私も大和さんのとびきりかっこいい姿を見たいです。そして、必ず大和さんと一緒に幸せになるって、心に誓い合いたいです」
「恵真…」
大和は腕を伸ばして恵真を抱きしめる。
「すぐに探そう。恵真に似合うドレスとチャペルを」
恵真は涙ぐみ、大和の首に腕を回して頬を寄せる。
「こんなに幸せでいいの?私」
「当たり前だ。もっともっと幸せにしてみせるよ」
恵真の涙をそっと指で拭い、大和は何度も優しくキスをする。
「恵真。心から君を愛してる」
「私も。あなたを誰よりも愛しています、大和さん」
二人は見つめ合って微笑んだ。
プルメリアの花が散りばめられたベッドで大和に抱かれ、恵真は身体中に幸せが広がるのを感じた。
いつの間にか空には星が瞬き、月明かりが優しく二人に降り注いでいた。