Good day ! 2
会場の入り口に着くと、スタッフに新郎新婦の控え室に案内された。
「失礼します。わー!彩乃さん、なんてきれいなの」
恵真は、ウェディングドレス姿でドレッサーの前に座っている彩乃に感激して声を上げる。
「恵真さん!佐倉さんも、今日はありがとうございます」
「いえ、お招きありがとうございます。野中さん、彩乃さん、本日はおめでとうございます!」
恵真と大和は、二人に祝福の言葉をかける。
「ありがとな、二人とも」
そう言って笑いかける野中も、シルバーグレーのタキシードがとてもよく似合っている。
「本当にお似合いのお二人ですね。うっとりしちゃう」
「まあ、そんな。恵真さんと佐倉さんこそ、お揃いのコーディネートでとってもお似合い。お二人の結婚式も楽しみにしていますね」
え、そんな、と恵真は頬を染める。
長居してお邪魔してはいけないからと、恵真と大和は早々に控え室を出て会場に向かう。
広々とした会場内は、あちこちに丸テーブルが設置され、真っ白なクロスの上にきれいな花が豪華に飾ってあった。
「お、恵真!佐倉さん!」
スタッフと打ち合わせをしていた伊沢が、二人に気づいて手を挙げる。
「伊沢くん、お疲れ様」
「おおー、伊沢。なかなか似合ってるな、そのスーツ」
「ほんとですか?いやー、でも佐倉さんには敵いませんよ。あれ?ひょっとして恵真とお揃いコーデですか?ひゃー、熱い熱い」
伊沢は手に持っていた司会原稿でパタパタと自分をあおぐ。
「伊沢くん、司会の打ち合わせは終わったの?」
「ああ、ひと通りね」
「じゃあ私、受付の説明を聞いてくるね」
「失礼します。わー!彩乃さん、なんてきれいなの」
恵真は、ウェディングドレス姿でドレッサーの前に座っている彩乃に感激して声を上げる。
「恵真さん!佐倉さんも、今日はありがとうございます」
「いえ、お招きありがとうございます。野中さん、彩乃さん、本日はおめでとうございます!」
恵真と大和は、二人に祝福の言葉をかける。
「ありがとな、二人とも」
そう言って笑いかける野中も、シルバーグレーのタキシードがとてもよく似合っている。
「本当にお似合いのお二人ですね。うっとりしちゃう」
「まあ、そんな。恵真さんと佐倉さんこそ、お揃いのコーディネートでとってもお似合い。お二人の結婚式も楽しみにしていますね」
え、そんな、と恵真は頬を染める。
長居してお邪魔してはいけないからと、恵真と大和は早々に控え室を出て会場に向かう。
広々とした会場内は、あちこちに丸テーブルが設置され、真っ白なクロスの上にきれいな花が豪華に飾ってあった。
「お、恵真!佐倉さん!」
スタッフと打ち合わせをしていた伊沢が、二人に気づいて手を挙げる。
「伊沢くん、お疲れ様」
「おおー、伊沢。なかなか似合ってるな、そのスーツ」
「ほんとですか?いやー、でも佐倉さんには敵いませんよ。あれ?ひょっとして恵真とお揃いコーデですか?ひゃー、熱い熱い」
伊沢は手に持っていた司会原稿でパタパタと自分をあおぐ。
「伊沢くん、司会の打ち合わせは終わったの?」
「ああ、ひと通りね」
「じゃあ私、受付の説明を聞いてくるね」