オテヤワラカニオネガイシマス!
小5のとき、教室でメダカを飼い始めた。
クラスのみんなで世話をすることになって、最初はエサやりや水槽の掃除をやりたがる子が多くて。
だけど、三日ボウズ……っていうのかな?
次第に周囲のメダカへの関心は薄れ、
気づけば世話をしているのが担任の先生とわたしの二人になっていたんだ。
10匹以上いたメダカは3匹まで減っちゃって、先生と、放課後の教室で『生き物を飼うことの責任』について真面目に話したことを今も覚えている。
夏休み前に理科室へ返しちゃって
その後、あの子たちが教室に戻ってくることはなかった。