オテヤワラカニオネガイシマス!


コウモリが好きな食べ物について

逆になにをすれば弱ってしまうか、とか

学校から借りてるタブレットとか図書館でも調べられる。


こんなとき、自分のスマホ持ってたら今すぐ検索するんだけど。


うかうかしている間に、コウモリが息絶えてしまうかもしれない。


あああ、どうしよう。


ふと

視線を落とすと、そこに、ミミズがいた。


「……食べられるかな?」


なんとなく、ミミズ、くわえてそう。

コウモリにお似合い。


あげてみようか。


「ミミズさーん。ごめんなさい!」


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