クールな上司は捜し人〜甘愛を運ぶ幼き想い出
う~ん、夢か・・・
私は夢から目が覚めて、重い瞼を開けた。
ん?あれっ?
ここどこ?私の部屋じゃない・・・
えっ、私、何したの?
「目が覚めたか?気分はどうだ?」
「時東さん・・・私・・・」
私はまだ状況が飲み込めない。
「確か、車に乗って、それから・・・」
どうしよう、途中から覚えてないよぉ。
「車で家まで送ろうとしたけど、家が分からなくてさ。それで俺の家に連れてきたんだ」
ベッドに腰掛けて、私の額を触った。
「冷やしたから、少し下がってるな。良かった」
時東さんの手が、私の額に・・・
胸がキュンとして、鼓動が早くなる。
「す、すみません。ご迷惑お掛けして。私、帰りますね」
「ダメだ」
「お陰様で、家までは帰れそうです」
このままでは、私の心臓がもたないですから。
「明日休みだし、俺が後で送るから、もう少し休んで」
「これ以上ご迷惑かけると、申し訳ないですから」
「いいよ。笠間さんの体調に気付かなかった、俺にも責任があるから」
「でも・・・」
「それとも、上司と部下が一つ屋根の下って・・・心配か?」
「い、いえ、そんなことは」
私は夢から目が覚めて、重い瞼を開けた。
ん?あれっ?
ここどこ?私の部屋じゃない・・・
えっ、私、何したの?
「目が覚めたか?気分はどうだ?」
「時東さん・・・私・・・」
私はまだ状況が飲み込めない。
「確か、車に乗って、それから・・・」
どうしよう、途中から覚えてないよぉ。
「車で家まで送ろうとしたけど、家が分からなくてさ。それで俺の家に連れてきたんだ」
ベッドに腰掛けて、私の額を触った。
「冷やしたから、少し下がってるな。良かった」
時東さんの手が、私の額に・・・
胸がキュンとして、鼓動が早くなる。
「す、すみません。ご迷惑お掛けして。私、帰りますね」
「ダメだ」
「お陰様で、家までは帰れそうです」
このままでは、私の心臓がもたないですから。
「明日休みだし、俺が後で送るから、もう少し休んで」
「これ以上ご迷惑かけると、申し訳ないですから」
「いいよ。笠間さんの体調に気付かなかった、俺にも責任があるから」
「でも・・・」
「それとも、上司と部下が一つ屋根の下って・・・心配か?」
「い、いえ、そんなことは」