クールな上司は捜し人〜甘愛を運ぶ幼き想い出
「時東さん、すみません。走っていただいたのに」
「無いことが分かったから、絞りやすくなるよ。こんなに暗いと、道端を探すのは、難しいな・・・他に立ち寄った所はある?」
「・・・帰りに飲み物を買いに、そこのコンビニに寄りました」
「よしっ、そこに行くぞ。大丈夫か?」
「はい」
時東さんは、道端を探すのは難しいといいながら、携帯のライトを付けて、足元を照らしながら、探してくれていた。
「ここです!」
コンビニの中に入って、店員さんに写真を見せた。
「すみません。このキーホルダー、お昼頃に失くしたんですが、落とし物でありませんか?」
「確認しますので、お待ち下さい」
声を掛けた人は、奥に行ってしばらくしてから、
「これですね。お預かりしてました」
定員さんが見せてくれたのは、間違いなく私のキーホルダー。少し欠けているから。
「これです!ありがとうございます!」
良かった・・・こう君との大切な想い出。私のお守り。
「時東さん、ありがとうございます!」
「良かったな」
時東さんの満面な笑み、初めて見た。
体中に電気が流れたような感覚に陥る。
見つかった嬉しさと合わせて、胸のドキドキが止まらない。
そして、2人は駅に向かって歩き出した。
ホッとしたのか、イルミネーションの輝きが、目に飛び込んで来る。
その中を時東さんと歩いてるなんて、嬉しさが込み上げて来た。
「無いことが分かったから、絞りやすくなるよ。こんなに暗いと、道端を探すのは、難しいな・・・他に立ち寄った所はある?」
「・・・帰りに飲み物を買いに、そこのコンビニに寄りました」
「よしっ、そこに行くぞ。大丈夫か?」
「はい」
時東さんは、道端を探すのは難しいといいながら、携帯のライトを付けて、足元を照らしながら、探してくれていた。
「ここです!」
コンビニの中に入って、店員さんに写真を見せた。
「すみません。このキーホルダー、お昼頃に失くしたんですが、落とし物でありませんか?」
「確認しますので、お待ち下さい」
声を掛けた人は、奥に行ってしばらくしてから、
「これですね。お預かりしてました」
定員さんが見せてくれたのは、間違いなく私のキーホルダー。少し欠けているから。
「これです!ありがとうございます!」
良かった・・・こう君との大切な想い出。私のお守り。
「時東さん、ありがとうございます!」
「良かったな」
時東さんの満面な笑み、初めて見た。
体中に電気が流れたような感覚に陥る。
見つかった嬉しさと合わせて、胸のドキドキが止まらない。
そして、2人は駅に向かって歩き出した。
ホッとしたのか、イルミネーションの輝きが、目に飛び込んで来る。
その中を時東さんと歩いてるなんて、嬉しさが込み上げて来た。