クールな上司は捜し人〜甘愛を運ぶ幼き想い出
時東さんは、淡々と指示を出して、不明な事は、考え方を分かりやすく教えてくれる。
だから、自分まで仕事が出来る人になった気分になる。
そして、ミスをしても責める事無く、どうやったら解決するか、ミスを起こさないかを指導してくれた。
見た目だけじゃなく、人としてカッコいい。
そんな時東さんに、いつの間にか私は恋してた。
あっという間に週末を迎え、決算セミナーに行く日。
「笠間さん、もうそろそろ行くわよ」
「はい、すぐ行きます!」
慌てて出掛ける準備をし、「セミナーに行ってきます!」挨拶をして、北川さんと、内部監査室の北川さんの同期の人と駅に向かった。
えっと、財布は・・・えっ、うそ!なんで?
あっ、そうだ!
さっき、財布触ってた時に電話が鳴ったから、咄嗟に引き出しに入れたままだ・・・
「北川さん、先に行ってください。財布忘れてしまって」
「それなら、貸してあげるよ。戻るとギリギリになっちゃうし」
「ありがとうございます。でも、明日休みだから、取りに行きます」
「そっかぁ・・・うん、分かった。じゃあ、先に行くね」
「はい」
私は慌てて財布を取りに戻り、1人でセミナーの会場まで行くことになった。
会場に着くと、結構席が埋まっている。北川さん達の近くは無理か・・・
私は後ろの方の席に座った。
いつもながら、ドジな自分を恨むよ・・・
だから、自分まで仕事が出来る人になった気分になる。
そして、ミスをしても責める事無く、どうやったら解決するか、ミスを起こさないかを指導してくれた。
見た目だけじゃなく、人としてカッコいい。
そんな時東さんに、いつの間にか私は恋してた。
あっという間に週末を迎え、決算セミナーに行く日。
「笠間さん、もうそろそろ行くわよ」
「はい、すぐ行きます!」
慌てて出掛ける準備をし、「セミナーに行ってきます!」挨拶をして、北川さんと、内部監査室の北川さんの同期の人と駅に向かった。
えっと、財布は・・・えっ、うそ!なんで?
あっ、そうだ!
さっき、財布触ってた時に電話が鳴ったから、咄嗟に引き出しに入れたままだ・・・
「北川さん、先に行ってください。財布忘れてしまって」
「それなら、貸してあげるよ。戻るとギリギリになっちゃうし」
「ありがとうございます。でも、明日休みだから、取りに行きます」
「そっかぁ・・・うん、分かった。じゃあ、先に行くね」
「はい」
私は慌てて財布を取りに戻り、1人でセミナーの会場まで行くことになった。
会場に着くと、結構席が埋まっている。北川さん達の近くは無理か・・・
私は後ろの方の席に座った。
いつもながら、ドジな自分を恨むよ・・・