クールな上司は捜し人〜甘愛を運ぶ幼き想い出
北川さんに言われて、昼から気に掛けて様子を見てると、何となく、皆の大倉さんに対する態度のぎこちなさが無くなっている。
そして、大倉さんの気さくな受け答えで、話が終わる頃には、笑顔になっていた。
瞬く間に、
「大倉さんてカッコいいし、話しやすくていいよね」
「時東さんより話掛けやすいよね。笑顔も素敵だし」
「イケメン度も負けてないし」
そんな女性社員の声が広がった。
皆、それはないでしょ・・・でも、広大さんの事、思われるよりはいいかも。
リモートをする日になり、私と北川さんは準備係を立候補した。
北川さんが広大さんと話がしたいと言って、少し早めに繋いで貰った。
「時東さん、ご無沙汰してます!」
「北川さん、相変わらず明るいね」
「それだけが取り柄ですから!」
そして、急に小さい声になって、
「笠間さんに悪い虫が付かないように、見張ってますからご安心を」
北川さんはカメラに向かって、敬礼をした。
「あぁ、頼んだよ」
広大さんはその姿を見て、微笑んでいた。
そこに、大倉さんが部屋に入って来た。
「あれっ?もう繋がってるの?」
「は、はいっ」
「そう、じゃあ先に挨拶しようかな」
大倉さんはカメラに入り、挨拶をした。
そして、大倉さんの気さくな受け答えで、話が終わる頃には、笑顔になっていた。
瞬く間に、
「大倉さんてカッコいいし、話しやすくていいよね」
「時東さんより話掛けやすいよね。笑顔も素敵だし」
「イケメン度も負けてないし」
そんな女性社員の声が広がった。
皆、それはないでしょ・・・でも、広大さんの事、思われるよりはいいかも。
リモートをする日になり、私と北川さんは準備係を立候補した。
北川さんが広大さんと話がしたいと言って、少し早めに繋いで貰った。
「時東さん、ご無沙汰してます!」
「北川さん、相変わらず明るいね」
「それだけが取り柄ですから!」
そして、急に小さい声になって、
「笠間さんに悪い虫が付かないように、見張ってますからご安心を」
北川さんはカメラに向かって、敬礼をした。
「あぁ、頼んだよ」
広大さんはその姿を見て、微笑んでいた。
そこに、大倉さんが部屋に入って来た。
「あれっ?もう繋がってるの?」
「は、はいっ」
「そう、じゃあ先に挨拶しようかな」
大倉さんはカメラに入り、挨拶をした。