クールな上司は捜し人〜甘愛を運ぶ幼き想い出
「いらっしゃい!どうぞ中に入って!」
お母さん!どうしたの?化粧濃いし、そのスカート姿、見たことないけど!
お母さんを見て、緊張が一気に飛んで行った。
「失礼します」
お母さんの広大さんを見る目は、恋する乙女だから!
中に入ると、リビングにはお父さんが直立不動で、顔が強ばっている。
何故か、3歳年下の弟まで同じ状態だし・・・
「何であんたまでいるのよ!」
「俺だってイケメンの兄貴見たいじゃないか」
もう兄貴になってるし・・・
「初めまして。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません。碧さんとお付き合いさせていただいてます、時東広大といいます。今日はお時間いただき、ありがとうございます」
広大さんが頭を下げると、3人も同時に頭を下げる。
「さぁ、どうぞお掛け下さい」
お母さんの一言で、皆が着席した。
一瞬静まりかえる空気。
「率直に申し上げます。碧さんとの結婚を、お許しいただけますでしょうか」
広大さんが頭を下げて、私も直ぐに頭を下げた。
「どうぞ、頭を上げて下さい」
日頃、口数少ないお父さんが、口を開いた。
「時東さん。話は妻から聞いています。碧はまだまだ未熟ですよ」
「碧さんの真っ直ぐな心、笑顔に私はずっと救われています」
「あなたみたいに容姿も良くて、税理士の先生だ。他に素敵な女性がいるでしょうに」
「素敵な女性というのは、私は、碧さんのような方だと思います。私にとって、碧さん以上の素敵な女性はいません」
「兄貴、カッコいい!」
「もう!あんたは!」
お母さん!どうしたの?化粧濃いし、そのスカート姿、見たことないけど!
お母さんを見て、緊張が一気に飛んで行った。
「失礼します」
お母さんの広大さんを見る目は、恋する乙女だから!
中に入ると、リビングにはお父さんが直立不動で、顔が強ばっている。
何故か、3歳年下の弟まで同じ状態だし・・・
「何であんたまでいるのよ!」
「俺だってイケメンの兄貴見たいじゃないか」
もう兄貴になってるし・・・
「初めまして。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません。碧さんとお付き合いさせていただいてます、時東広大といいます。今日はお時間いただき、ありがとうございます」
広大さんが頭を下げると、3人も同時に頭を下げる。
「さぁ、どうぞお掛け下さい」
お母さんの一言で、皆が着席した。
一瞬静まりかえる空気。
「率直に申し上げます。碧さんとの結婚を、お許しいただけますでしょうか」
広大さんが頭を下げて、私も直ぐに頭を下げた。
「どうぞ、頭を上げて下さい」
日頃、口数少ないお父さんが、口を開いた。
「時東さん。話は妻から聞いています。碧はまだまだ未熟ですよ」
「碧さんの真っ直ぐな心、笑顔に私はずっと救われています」
「あなたみたいに容姿も良くて、税理士の先生だ。他に素敵な女性がいるでしょうに」
「素敵な女性というのは、私は、碧さんのような方だと思います。私にとって、碧さん以上の素敵な女性はいません」
「兄貴、カッコいい!」
「もう!あんたは!」