悪役令嬢モノの悪役ヒロインに転生してしまった（嘘だと言って！）

　第2章。

　卒業し見事聖女となったヒロインは、第1章の攻略対象の中から1人と、ミリーと、異世界から召喚された勇者、魔法師（女性）、権力争いによって追い出されてしまった第三王子、聖女の護衛の聖騎士（男性）とともに魔王討伐に向かうことになる。

　これで、攻略対象が4人となる。他の3人は、攻略対象ではなくなり、ヒロインの友達として終わるのだ。

　ちなみに、攻略対象の聖騎士は、その人だけを攻略し、他の人を攻略しない、ということをしないと一緒に冒険する仲間の魔法師と付き合うことになる。

　そして、魔王城にたどり着いたヒロイン一行は、魔王と戦うことになる。

　今までの魔物たちとの戦いで経験値や連帯感を得て魔王を倒し、和解したヒロイン一行。
　
　しかし、国外追放され魔王と会ったことで手を組み、ラスボスと化した悪役令嬢が登場。

　魔王を含めた8人で苦戦しながらも倒して捕らえることに成功し、やっとのことで王都に戻る。

　最後に魔王、勇者、第3王子、もし聖騎士だけを攻略していたなら聖騎士、そして2章の序盤で選んだ攻略対象、合計5人の中から1人を選び、第2章のハッピーエンドを迎える。
　
　他の攻略対象は、もし王族関係の攻略対象者を選択したなら忠誠を誓われ、その他なら友達となってストーリーが終わる。

　魔王を選んだ場合、周囲からは反対されるがその時だけに起こる特別なイベントで魔王が許され、ヒロインと結ばれることができる。

　バッドエンドでは魔物に倒されたり、魔王に倒されたり、悪役令嬢に倒されたりする。
　
　そこでふと、疑問に思う。
　
　私自身はこの世界をプレイしていない。友達に〜がかっこいいからやってみて！と猛烈におすすめされたが、詳しくはネタバレだから！と言われ聞いていない。

　どうしてストーリーを詳しく知っているんだっけ…？