怖い部屋-やってはいけないことリスト-
☆☆☆
二人で手分けをして作ったカレーは少し人参が硬かったけれど、まぁまぁ美味しく作ることができた。
普段は母親に任せきりになっているから、こんなときにはありがたみを感じる。
食べた後は片付けないといけないし、のんびりしている時間なんてない。
洗い物を終えてようやく一息ついた時、亜希はさっそく買ってきたお菓子を取り出した。
「もう食べるのかよ」
和也が呆れ顔になる。
和也はさっきカレーを3杯も食べたから、もうお腹はいっぱいだった。
「だって、近所じゃ見たことないお菓子があったんだもん」
地元に密着したスーパーには都内では購入できない商品がたくさんあった。
特に、地元で有名なごぼうを使ったお菓子がたくさんあった。
亜希はその中からごぼうチップスとごぼうプリンを購入したのだ。
「ごぼうチップスはまだわかるけど、ごぼうプリンってどうなんだよ?」
それは見た目が茶色っぽくてプリンのように美味しそうには見えなかった。
亜希が蓋を開けてみると、フワリとごぼうの香りが立ち上がってくる。
甘い匂いはしてこない。
「それ、本当にプリンなのか?」
二人で手分けをして作ったカレーは少し人参が硬かったけれど、まぁまぁ美味しく作ることができた。
普段は母親に任せきりになっているから、こんなときにはありがたみを感じる。
食べた後は片付けないといけないし、のんびりしている時間なんてない。
洗い物を終えてようやく一息ついた時、亜希はさっそく買ってきたお菓子を取り出した。
「もう食べるのかよ」
和也が呆れ顔になる。
和也はさっきカレーを3杯も食べたから、もうお腹はいっぱいだった。
「だって、近所じゃ見たことないお菓子があったんだもん」
地元に密着したスーパーには都内では購入できない商品がたくさんあった。
特に、地元で有名なごぼうを使ったお菓子がたくさんあった。
亜希はその中からごぼうチップスとごぼうプリンを購入したのだ。
「ごぼうチップスはまだわかるけど、ごぼうプリンってどうなんだよ?」
それは見た目が茶色っぽくてプリンのように美味しそうには見えなかった。
亜希が蓋を開けてみると、フワリとごぼうの香りが立ち上がってくる。
甘い匂いはしてこない。
「それ、本当にプリンなのか?」