怖い部屋-やってはいけないことリスト-
「よし、じゃあ材料を切って行こうか」
野菜の水洗いを終えて亜希が包丁を探し始める。
しかし、いくら探してみてもどこにも包丁が見当たらない。
「あれ? 昨日の昼間にカレーを作って、それからどうしたんだっけ?」
シンク下の収納スペースに包丁はない。
どこに片付けたのか記憶をたどってみても、包丁立てに立てた記憶しか残っていない。
だけどそこに包丁はなかった。
「戸棚の中とか?」
和也が一緒になって探してくれる。
「そんなところに片付けた記憶はないんだけどなぁ?」
首を傾げて食器棚を確認する。
そこにも包丁はなかった。
包丁がなければ料理はできない。
それに、コテージの備品をなくしてしまうのはまずかった。
いくら透子のおじさんが優しそうな人でも、怒られてしまうだろう。
最悪の場合は弁償させられることだ。
ふたりのお小遣いで足りるようならいいけれど。
そんなことを考えながら包丁を探していると、コンロの下にある収納スペースが少し開いていることに気がついた。
あれ? こんなところ開けたっけ?
野菜の水洗いを終えて亜希が包丁を探し始める。
しかし、いくら探してみてもどこにも包丁が見当たらない。
「あれ? 昨日の昼間にカレーを作って、それからどうしたんだっけ?」
シンク下の収納スペースに包丁はない。
どこに片付けたのか記憶をたどってみても、包丁立てに立てた記憶しか残っていない。
だけどそこに包丁はなかった。
「戸棚の中とか?」
和也が一緒になって探してくれる。
「そんなところに片付けた記憶はないんだけどなぁ?」
首を傾げて食器棚を確認する。
そこにも包丁はなかった。
包丁がなければ料理はできない。
それに、コテージの備品をなくしてしまうのはまずかった。
いくら透子のおじさんが優しそうな人でも、怒られてしまうだろう。
最悪の場合は弁償させられることだ。
ふたりのお小遣いで足りるようならいいけれど。
そんなことを考えながら包丁を探していると、コンロの下にある収納スペースが少し開いていることに気がついた。
あれ? こんなところ開けたっけ?