怖い部屋-やってはいけないことリスト-
二人はヒッと悲鳴を飲み込んで身を寄せ合う。
あの紙はただの遊びに使ったものじゃない。
本当にやってはいけないことリストだ!
そう理解すると同時に和也は駆け出していた。
「どこに行くの!?」
後ろから亜希の声が聞こえてきても立ち止まらずに自分の部屋に向かう。
そして持ってきたキャリーバッグの中から大きめのポーチを取り出した。
その中にはいつも持ち歩いている御札やお清めの塩、数珠などが入っている。
和也は手早く数珠を手首につけると、御札を持ってリビングへと戻った。
そろそろと鏡へ近づいている間に、亜希も持参していた数珠と御札を持ってきた。
ふたりが恐る恐る鏡を確認しても、そこには怯えている自分たちの姿だけが映っていた。
昨日一瞬見えた少女の姿はどこにもない。
和也が勢いをつけて布を鏡にかけると、ふたりでその上から御札を貼ったのだった。
あの紙はただの遊びに使ったものじゃない。
本当にやってはいけないことリストだ!
そう理解すると同時に和也は駆け出していた。
「どこに行くの!?」
後ろから亜希の声が聞こえてきても立ち止まらずに自分の部屋に向かう。
そして持ってきたキャリーバッグの中から大きめのポーチを取り出した。
その中にはいつも持ち歩いている御札やお清めの塩、数珠などが入っている。
和也は手早く数珠を手首につけると、御札を持ってリビングへと戻った。
そろそろと鏡へ近づいている間に、亜希も持参していた数珠と御札を持ってきた。
ふたりが恐る恐る鏡を確認しても、そこには怯えている自分たちの姿だけが映っていた。
昨日一瞬見えた少女の姿はどこにもない。
和也が勢いをつけて布を鏡にかけると、ふたりでその上から御札を貼ったのだった。