怖い部屋-やってはいけないことリスト-
そして、書き込まれた年数はみんなバラバラだった。
一番直近の書き込みは先月。
一番古い書き込みは、なんと10年前だ。
そんなにも昔からこのコテージは呪われているという噂があったのだと、わかった。
それにしては呪い系の書き込みが少ないのは、やっぱい霊感の有無とか、泊まる部屋によって違うということなんだろう。
「これ、見て」
亜希が1人で考え込んでいると和也が隣からスマホ画面を見せてきた。
そこには誰かのSNSの投稿が表示されていた。
《今コテージ飯田に到着!》
日付を確認すると、ちょうど一月前のものになっている。
亜希はさっきの評価サイトを思い出した。
そこにも一月前に書き混んだ人物がいた。
《大自然! 今日は友だちとバーベキューだ!》
そんな書き込みと一緒にコテージの裏手にある山の写真が投稿されている。
写真の右手にはコテージが半分ほど映っていて、それが今自分たちが泊まっている場所だとすぐにわかった。
どこのコテージよりもここは庭が広いから、すぐにわかる。
《ちょっと時期外れだけど、売店に行くと花火があったから買ってきた!》
書き込んでいる人物はどうやら大学生のグループのようで、コテージを何部屋か借りて大人数で泊まりに来ているみたいだ。
そしてこの人物が泊まった部屋が、ここなんだ。
一番直近の書き込みは先月。
一番古い書き込みは、なんと10年前だ。
そんなにも昔からこのコテージは呪われているという噂があったのだと、わかった。
それにしては呪い系の書き込みが少ないのは、やっぱい霊感の有無とか、泊まる部屋によって違うということなんだろう。
「これ、見て」
亜希が1人で考え込んでいると和也が隣からスマホ画面を見せてきた。
そこには誰かのSNSの投稿が表示されていた。
《今コテージ飯田に到着!》
日付を確認すると、ちょうど一月前のものになっている。
亜希はさっきの評価サイトを思い出した。
そこにも一月前に書き混んだ人物がいた。
《大自然! 今日は友だちとバーベキューだ!》
そんな書き込みと一緒にコテージの裏手にある山の写真が投稿されている。
写真の右手にはコテージが半分ほど映っていて、それが今自分たちが泊まっている場所だとすぐにわかった。
どこのコテージよりもここは庭が広いから、すぐにわかる。
《ちょっと時期外れだけど、売店に行くと花火があったから買ってきた!》
書き込んでいる人物はどうやら大学生のグループのようで、コテージを何部屋か借りて大人数で泊まりに来ているみたいだ。
そしてこの人物が泊まった部屋が、ここなんだ。