怖い部屋-やってはいけないことリスト-
そう思っていたとき、右手のコテージから子供たちの笑い声が聞こえてきてふたりは同時に顔をあげた。
そこには庭で遊ぶ小学生くらいの子供が3人と、それを見守っている大人ふたりの姿があった。
5人家族だろうか。
みんな雰囲気がよく似ている。
と、そのとき。
男の子が投げた雪玉が起動をそれて亜希の頭にぶつかった。
「冷たっ」
思わず声を上げると、男女の大人ふたりがすぐに駆け寄ってきた。
「ごめんなさい。大丈夫?」
女性が心配そうに声をかけてきたので、亜希は慌てて「大丈夫です。痛くはなかったので」
と、微笑んで見せた。
女性の後ろでは雪玉を投げた男の子が申し訳無さそうな顔で立っている。
「ほら康太、お姉さんに謝りなさい」
「……ごめんなさい」
康太と呼ばれた男の子は首を引っ込めるようにして謝る。
「大丈夫だよ康太くん。雪玉作るの上手だね」
褒めると康太は嬉しそうに頬を赤くした。
「君たちはどこのコテージに泊まってるんだい?」
そこには庭で遊ぶ小学生くらいの子供が3人と、それを見守っている大人ふたりの姿があった。
5人家族だろうか。
みんな雰囲気がよく似ている。
と、そのとき。
男の子が投げた雪玉が起動をそれて亜希の頭にぶつかった。
「冷たっ」
思わず声を上げると、男女の大人ふたりがすぐに駆け寄ってきた。
「ごめんなさい。大丈夫?」
女性が心配そうに声をかけてきたので、亜希は慌てて「大丈夫です。痛くはなかったので」
と、微笑んで見せた。
女性の後ろでは雪玉を投げた男の子が申し訳無さそうな顔で立っている。
「ほら康太、お姉さんに謝りなさい」
「……ごめんなさい」
康太と呼ばれた男の子は首を引っ込めるようにして謝る。
「大丈夫だよ康太くん。雪玉作るの上手だね」
褒めると康太は嬉しそうに頬を赤くした。
「君たちはどこのコテージに泊まってるんだい?」