怖い部屋-やってはいけないことリスト-
重たい沈黙がふたりの間に立ち込める。
「そ、そんなのはただの偶然じゃないか? 女の子が1人で映っている写真がなかったよ」
和也の言葉に亜希は左右に首を振った。
「それはないと思うよ? だってこの子小学生くらいじゃん? ってことは、入学式のときの写真があってもおかしくないよね?」
写真で見た感じでは女の子は可愛がられているように見える。
だからきっと、写真も沢山あったんじゃないかなぁと亜希は言う。
それなのに3人が映った写真が出てきた。
これは幽霊からのメッセージだ。
「この場所で、3人も死んだってことか?」
「可能性はあると思うんだよね」
だけどそれはコテージが建つ前の話だ。
ネットで調べてみても、出てこないのは最もだった。
ふたりは『コテージ飯田』について調べていたのだから、それ以前のことが出てくることはない。
「もう1度調べ直すか」
和也がそう呟いた時、亜希がテーブルの上の紙を手に取った。
それは大学生が残していった『やってはいけないことリスト』だ。
それを順番に目で追いかけていく。
1,リビングの置かれている鏡の布を外してはいけない。
2,キッチンのどこかにある血のついた包丁を見つけてはいけない。
3.お風呂で鼻歌を歌ってはいけない
「そ、そんなのはただの偶然じゃないか? 女の子が1人で映っている写真がなかったよ」
和也の言葉に亜希は左右に首を振った。
「それはないと思うよ? だってこの子小学生くらいじゃん? ってことは、入学式のときの写真があってもおかしくないよね?」
写真で見た感じでは女の子は可愛がられているように見える。
だからきっと、写真も沢山あったんじゃないかなぁと亜希は言う。
それなのに3人が映った写真が出てきた。
これは幽霊からのメッセージだ。
「この場所で、3人も死んだってことか?」
「可能性はあると思うんだよね」
だけどそれはコテージが建つ前の話だ。
ネットで調べてみても、出てこないのは最もだった。
ふたりは『コテージ飯田』について調べていたのだから、それ以前のことが出てくることはない。
「もう1度調べ直すか」
和也がそう呟いた時、亜希がテーブルの上の紙を手に取った。
それは大学生が残していった『やってはいけないことリスト』だ。
それを順番に目で追いかけていく。
1,リビングの置かれている鏡の布を外してはいけない。
2,キッチンのどこかにある血のついた包丁を見つけてはいけない。
3.お風呂で鼻歌を歌ってはいけない