怖い部屋-やってはいけないことリスト-
そう考えるのが妥当だった。
なんとなく写真の3人の関係性がわかってきたところで突然湯船水面がバシャバシャと波打ち始めた。
咄嗟に和也は鼻歌をやめる。
しかし一度波打ちはじめた水面は止まらなかった。
勢いをどんどん強くしていき、水しぶきが和也の顔にかかる。
そのせいで水面に映っていたふたりの顔はほとんど見えなくなってしまった。
このままじゃまずいかもしれない。
咄嗟に、湯船から出ようと立ち上がる。
けれど、誰かに足首を掴まれて湯船の奥へと引きずり込まれたのだ。
ザブンッ!
と、頭までお湯に浸かり、両手両足をばたつかせる。
すぐに水面に顔が出るはずなのに、どれだけ水をかいても水面から浮き上がることができない。
焦りと恐怖でパニックになってしまいそうになった和也は水中で目を開いた。
自分の足首を掴んでいるのは誰なのか、確認してやろうと考えたのだ。
その時だった。
目の前に血まみれの女の子がいた。
女の子はさっきまでの笑顔を消して、恨みがましそうに眉間にシワをよせてこちらを睨みつけている。
そしてもう1人の女性はありえないほど首が伸びて、顔は青ざめていた。
なんとなく写真の3人の関係性がわかってきたところで突然湯船水面がバシャバシャと波打ち始めた。
咄嗟に和也は鼻歌をやめる。
しかし一度波打ちはじめた水面は止まらなかった。
勢いをどんどん強くしていき、水しぶきが和也の顔にかかる。
そのせいで水面に映っていたふたりの顔はほとんど見えなくなってしまった。
このままじゃまずいかもしれない。
咄嗟に、湯船から出ようと立ち上がる。
けれど、誰かに足首を掴まれて湯船の奥へと引きずり込まれたのだ。
ザブンッ!
と、頭までお湯に浸かり、両手両足をばたつかせる。
すぐに水面に顔が出るはずなのに、どれだけ水をかいても水面から浮き上がることができない。
焦りと恐怖でパニックになってしまいそうになった和也は水中で目を開いた。
自分の足首を掴んでいるのは誰なのか、確認してやろうと考えたのだ。
その時だった。
目の前に血まみれの女の子がいた。
女の子はさっきまでの笑顔を消して、恨みがましそうに眉間にシワをよせてこちらを睨みつけている。
そしてもう1人の女性はありえないほど首が伸びて、顔は青ざめていた。