いつか、このどうしようもない想いが消えるまで。
「行くってどこに?」
「駅前にあるカフェは?昼飯まだ食ってねぇし、そこで食えばいいじゃん」
「おー、楓騎にしてはいーこと言うじゃん」
「いや、“俺にしては“は余計な?つか早よ行こー、行こー」
「はいはい」
楓騎と太鳳に引っ張られながらカフェへ向かう。
少しは落ち着くことができないのか、この二人は。
◇◆◇
「ご注文お伺いします」
「じゃあ俺、このチーズハンバーグとチーズタルト!」
「太鳳はペペロンチーノとミルクレープ」