ピンクトルマリン
「入部希望の子?」
すぐに駆けつけてくれたのが中野先輩。
名札が体操服につけてあるからすぐにわかった。
「じゃあ中に入って」
声のトーンが高い。耳がキンキンする。
髪の毛は癖毛で2つにくくっている。
だけどいい人そうだな、と思った。
中に入ると少しクールな雰囲気を放つ東野先輩がバスケットシューズを履いていた。
ボロボロになっている靴がすごく練習してるって感じでかっこいい。
キュッ
床の滑り具合を確認してから
低い声で言った。
「部長の東野真里です。よろしく」
なんだかすごくかっこいい。女なのに放つオーラが男っぽくて。
あたしもこんな女になれたらな。
続いて言われたのは部内のルールだった。
「まず、その履いてるハイソックスは部活の時は履いて来ないでね」
すぐに駆けつけてくれたのが中野先輩。
名札が体操服につけてあるからすぐにわかった。
「じゃあ中に入って」
声のトーンが高い。耳がキンキンする。
髪の毛は癖毛で2つにくくっている。
だけどいい人そうだな、と思った。
中に入ると少しクールな雰囲気を放つ東野先輩がバスケットシューズを履いていた。
ボロボロになっている靴がすごく練習してるって感じでかっこいい。
キュッ
床の滑り具合を確認してから
低い声で言った。
「部長の東野真里です。よろしく」
なんだかすごくかっこいい。女なのに放つオーラが男っぽくて。
あたしもこんな女になれたらな。
続いて言われたのは部内のルールだった。
「まず、その履いてるハイソックスは部活の時は履いて来ないでね」