ピンクトルマリン
一年生は5月まで部活を5時に帰らなきゃいけないらしい。ストレッチやアップをしていればすぐに時間は過ぎる。
「じゃあ一年生はここまで。帰っていいよ」
真里先輩がみんなに声をかけた。
楽しいから帰りたくないけど帰らなきゃ逆に怒られる気がした。
「「さようなら」」
ペコッと頭を下げて荷物を持って帰る。
「ばいばい!」
先輩達が手を振ってくれるのを嬉しく思いながら
体育館をあとにした。
少し夕暮れのオレンジ色の空。
麻耶は靴に履き替えながら
「頑張ろうね、部活」
思いがけない応援の言葉に嬉しくなって
「うん!」
と元気よく返事をした。
初めての部活はそんな感じで楽しく終われた。
何の問題がなければ楽しい部活。
だけどあたしは問題がありすぎてどんどん部活が楽しくなっていった。
問題、なんて言い方したくないけど
先生を好きになったことも原因だった。
「じゃあ一年生はここまで。帰っていいよ」
真里先輩がみんなに声をかけた。
楽しいから帰りたくないけど帰らなきゃ逆に怒られる気がした。
「「さようなら」」
ペコッと頭を下げて荷物を持って帰る。
「ばいばい!」
先輩達が手を振ってくれるのを嬉しく思いながら
体育館をあとにした。
少し夕暮れのオレンジ色の空。
麻耶は靴に履き替えながら
「頑張ろうね、部活」
思いがけない応援の言葉に嬉しくなって
「うん!」
と元気よく返事をした。
初めての部活はそんな感じで楽しく終われた。
何の問題がなければ楽しい部活。
だけどあたしは問題がありすぎてどんどん部活が楽しくなっていった。
問題、なんて言い方したくないけど
先生を好きになったことも原因だった。